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街道弁事所[かいどうべんじしょ]
街道弁事所/街道弁事処(かいどうべんじしょ)は中華人民共和国に存在する、街道と呼ばれる都市基層政府の出先機関である〔田中(2012年)430ページ〕。 == 沿革<1>建国期 == 中華人民共和国建国後の政権建設において、都市の基層組織をどのように編成するかについては、いくつかの選択肢があった〔。とりわけ問題となったのは、区の下に置かれる「街道」について、これを正規の行政機関とするか、簡素化して区の出先機関とするかという点であった〔。これに決着をつけたのは、社会主義のソビエト体制は生産組織を基礎として形成されるべきであるという理論で、これに基づき地域の行政はできるだけ簡素化するという方針であった〔。1954年に『街道弁事処組織条例』が成立した〔。そこには、街道レベルにおいては、人民政府でなく、区人民政府の出先機関として街道弁事処(事務所)が設置されることになった〔。街道弁事処処は、専業の事務職員は3から7名という小規模な組織となったため、その下部に、日本の自治会に相当する居民委員会と呼ばれる住人による自治組織が設置された〔〔三村(2011年)12ページ〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「街道弁事所」の詳細全文を読む
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